INNOVATIVE SOLUTION FAIR 2018 (秋)開催

2018年10月10日
グローリーナスカ株式会社

INNOVATIVE SOLUTION FAIR 2018 開催

グローリーナスカと北電子は9月に東京、大阪、福岡の3都市でセミナーと展示会を共同開催した。その第一弾が6日、都内で開催された。新製品のお披露目もあり、東京会場ではセミナー前に発表記者会見を開いた。

両社が新サービスとして発表したのは「遊動分析」の全国版。昨年1月に市場投入されて以降、積み上げてきたデータを集約、統合分析することで全国データとして提供していく。
 グローリーナスカからは、同社がトップシェアを誇る賞品保管機の新作『JK500』を発表。納品された賞品をダイレクトで装着する「仕入れ即入庫」でカウンター業務を軽減。在庫計数機能により、閉店後も賞品を機内に残したままの「残置運用」も可能となる。

 北電子は、全国データ『K‐TACs』『J‐TACs』を発表。『K‐TACs』は北電子のクラウドサーバーに集められた日々の遊技台データを集計し、地区別、レート別、タイプ別など様々な全国データを配信。10月からフィールドテストを始め、ジャグラーのデータに特化した分析サービス『J‐TACs』とともに、年末から市場投入していく予定だ。

 グローリーナスカの井寄義孝社長は「遊動分析の発展系である全国版の遊動分析は、今後の営業戦略を検討する際の指標としてご活用いただきたい。賞品保管機『JK500』は省力化に資する製品として、人手不足に悩まれるホール様に役立てていただきたい」と述べた。

 北電子の小林優副社長は「弊社のホールコンピュータの導入店舗は着実に増えており、『K‐TACs』『J‐TACs』は、そのデータに裏付けされた、新たな業界指標データとして活用いただきたい」と述べ、「新基準機への移行が進む激動の時期だが、今後もグローリーグループと開発、販売両面で協力体制を強化し、強みを生かしながらホール様への提案を続けていきたい」と意欲を示した。

 セミナーでは遊動プロジェクトチームの堀金泰陽氏(グローリーナスカ)が、遊動データを分析しながら、新しい切り口での機種評価や営業戦略を提言した。なお、大阪会場は11日、福岡会場は20日に開催した

(アミューズメントジャパン2018年11月号掲載)