グランド ラ・カータ1111瑞穂店様(東京・西多摩郡瑞穂町)
セルフカウンターで効率的な店舗運営
ラ・カータグループが昨年末、「グランド」を冠したフラッグシップ店舗を都内に出店。1000台超の大型店に「セルフカウンター」をはじめとしたグローリーナスカの製品を導入、顧客満足の向上につなげている。
ラ・カータを経営する株式会社瑞鳳は現在、12店舗のパチンコホールを展開。これまで埼玉県を中心に出店してきたが、昨年12月に都内に初出店。東京都・瑞穂町に『グランド ラ・カータ1111瑞穂店』をグランドオープンさせた。
埼玉県の入間市と隣接するこの瑞穂町の近隣は、国道16号沿いに大手チェーンの大型店なども多い、競争環境が厳しいエリアだ。都内初出店、初の1000台超の大型店であることに加え、設備やサービス面にもこだわり、グループ店舗のなかで初めて「グランド」の名を冠した。
カウンターでは3機あるPOSのうち2機を「セルフカウンター」として運用。有人カウンターとのハイブリットで賞品交換を効率的に行っている。
セルフカウンターの利用方法を告知。
注目の設備のひとつがカウンター業務を効率的にする「セルフカウンター運用」だ。グローリーナスカの賞品保管機にセルフポス端末とカードリーダー、プリンターを組み合わせ、3機あるPOSのうち2機を「セルフ交換」として運用している。
「年配のお客様も多いことを考慮し、セルフPOSの利用方法を伝えるコンシェルジュを配置しました。直観的に操作が分かるので、一度ご説明すれば、2回目以降は一人で迷うことなく利用していただいています」と話すのは植村尚紀店長だ。
賞品保管機から払い出される賞品を受け取る
誰でも簡単に操作ができることが最大の特徴
有人POSにはスタッフが1人常駐。コンシェルジュを合わせても、従来カウンター業務に必要だった人員と比べると、1日当たり1人減らすことができているという。
「セルフPOSに慣れたお客様は操作も非常にスピーディーですし、賞品交換が増える時間帯はセルフPOS利用者が増えます。結果的にお客様が待つ時間も短くなりますので、不満の解消につながっています」
インテリア、内装にもこだわった解放感のある中通路
顔認証システム「フェイスコープ」を導入し安心・安全なホール作りにつなげている
大型店である同店は、足元商圏だけでなく広域から集客しなくてはならない。広域からの集客はフットワークが軽い若年層に向けたプロモーションを強化。その一方、足元商圏のお客様には「日常的に通ってもらいやすい店」と感じてもらうため、接客面を強化している。
「一般景品を選ぶときなどは、コンシェルジュがご案内することもありますし、セルフPOS運用によって顧客接点が増えましたから、その点でも役に立っていると感じています」
このほか、同店ではグローリーナスカのカードリーダーを搭載した、ドリンク・たばこの自動販売機、ロッカーを設置。ICカードをタッチするだけで利用することができるなど、キャッシュレスにも対応。
ドリンクやたばこの自動販売機、ロッカーなどはICカードで利用することができる
「セルフPOSをはじめとしたグローリーナスカさんの設備は信頼性が高いですし、営業マンの方も色々な提案をしてくれます。今後も時代の変化にあわせてホールも進化させていかなくてはならないので、外部の方の知恵も取り入れて進化させていきたいですね」(植村店長)