キコーナ蒲田店様(東京都大田区)
1日最大4000人がアクセス情報公開で“集客”する時代へ
関西を中心に店舗を展開するアンダーツリーの関東エリア旗艦店。都内初の店舗として今年4月にオープンした。
▲若年層だけでなく意外に高齢層の利用率も高い
正確な情報を知りたいユーザーと情報発信によって稼動を上げたいホール。信頼関係によって成立するパチンコホールの情報発信において、双方のメリットを実現する集客ツールとして注目されているのが、グローリーナスカのケータイサービス「大当り情報公開サービス」だ。
同社のパチンコ・パチスロユーザー向け会員情報サイト「PAPIMO-NET」内で提供される同サービスは、契約したホールの大当りデータがすべて情報料無料、登録料無料で閲覧できるというもの。最大14日前までの大当り回数、初当り確率などの基本データ(表示項目は自由に設定変更が可能)やスランプグラフをはじめ、当日分の大当り履歴といった大当りデータがホールコンピュータから直接出力されるため、正確かつリアルタイムに情報公開することが可能だ。
──浮遊層を獲得する最適なツール
▲ PAPIMO端末にスマホ等をかざすだけでサービスが利用できる
同サービスのメリットにいち早く目を付け、集客・稼動アップに成功しているのが都内大田区に今年4月にオープンした《キコーナ蒲田店》だ。同店の鈴木秀幸店長は同サービスを導入した理由を次のように語る。
「川崎なども含めた周辺地域は、情報に敏感に反応するフットワークの軽いパチスロユーザーが多いという地域性があります。これらの浮遊層を獲得するためには最適なツールだと考えました。こういった営業データを公開することは、デメリットの方が大きいと考える方も多いと思いますが、お客様もいつも良いデータばかりではないことは理解されています。もちろん日々の営業努力も必要になりますが、お客様が欲しい情報を嘘偽りなく公開することは何よりも店舗の信頼につながると考えています」
同サービスを導入する店舗の中で全国トップクラスの利用率を誇るという同店。1日最大で4000人のユーザーが閲覧するなど、集客にも確実に貢献しているという。
──集客ツールとして注目「大当り情報公開サービス」
「データを見て『自分がいつも行く店よりも出てるな』ということで、来店されるお客様もいらっしゃいます。悪いデータに対してお客様から辛辣な言葉を頂くこともありますが、それもデータを見て頂いているからで、確実に競合店との差別化になっていることが実感できます」
今後もお客様が必要とする情報は積極的に公開していきたいと語る鈴木店長。
「『大当り情報公開サービス』はやる気のある店にとって、営業姿勢をお客様に明確に伝えられる強力なツール。パチンコホールの営業はますます厳しさを増していくと思いますが、お客様から選ばれる店舗になるためにも、当店にとってはすでに必要不可欠なサービスになっています」
▲ サービスの特性から告知はWEBやメールに特化。TV番組「満天パチランド」の取材時は特に力を入れてPRした。
──お客様の声
30代男性
他の店にも行きますが、データを見てお店に行くことは多いですね。機種を決める参考にもなりますし、他の台の出玉状況を確認するのにも使っています。
40代女性
ほぼ毎日来ていますが、自分が打つジャグラーの情報は来る前に見て当日の状況を確認しています。こういう情報が見られるのはありがたいですね。